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垂撥

先月、お若い方が工房に起こしになり、
開口一番、垂撥が欲しいのですが・・・と。

嬉しかったですね。お若くてしかも男性の方から出た言葉に感動しました。
えっ!!差別言葉とか言うのでなく現状はそうなんです。

なかなか気持ちの余裕の持てない昨今、室内で花を愛で、雰囲気を楽しむという事の難しさ。
この方は工房から少し離れた新築のマンションを購入されたらしいのですが、
壁の一部にアクセントとして掛け花入れを飾りたいという事で、そのまま掛けるのでなく、垂撥を使って景色を出したいと言われるのです。

ただ、スペースが狭い場所なので大きさに制約があり、少し形状の異なった垂撥を作らせていただく事になりました。
掛け花入れも工房まで再度お持ち下さり、板を決めました。

出来上がった垂撥、栓の古い板ですが透明のオイル塗装で木の発色だけにしました。

栓の垂撥

自前の掛け花入れ

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