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小富士林道

またもやガスのかかる天気。
今回は林道が崩れ、テレビでも大きく放映された滝沢林道が開通したか行ってきました。

標高1800メートルを越えた場所、おおよその見当はつきますが、通常の車止めより少し上の所かと。
中の茶屋の脇の林道入り口のゲートは開いていました。
夏休みまでには復旧させると言っていましたからね。

それならば、別にそこまで行かずに小富士林道を最後まで歩いてみることにしました。
途中ダンプカーが上っていました。砂利を積んでいます。
かなりゆっくりとしか走れないようですが、途中で道を譲ってくれました。

1600メートルを越えた位の所に林道出発点のゲートがあります。
車を路側のスペースに置き、ここから登ります。
標高差200メートル余り、距離が片道4キロ位。
だらだらとした上りだった記憶があります。

ゲートの脇の植林場に始めてみる花が!
花が咲いていないときは何度も見ているのですが、開花しているのを見たのは初めてです。
バイケイソウ、猛毒の植物です。春先ウルイと間違えて採る人があたる事があります。

草むらのバイケイソウ

バイケイソウの花

幸先は良かったのですが、石楠花がまるでありません。
最初のカーブの所でクルマユリを見つけました。
丁度綺麗に咲いているところです。ただ一本だけです。

クルマユリ

その先では照り葉のノバラとシロバナウツギに出会いました。

ノバラ

シロバナウツギ

その後、クルマユリもぽつんぽつんと咲いては居ますが、群生とかはありません。
いつも気にかかる名前のわからない大きな花のイチゴも咲いていました。

大きな白いはなのイチゴ

のんびり周りを観察し、写真を撮りながら登ります。
見覚えのある場所に出てきました。丁度フジアザミが一本花をつけていました。

フジアザミ

小富士林道の終点まで来ました。残念な事にシャクナゲは殆ど無く、もちろん開花も見れませんでした。
およそ1時間半ほどで登れました。富士砂のガレ場を少し登り見通しが利くところで昼食にしました。

景色もガスが時折舞い降りて、頂上はもちろん回りの景色さえ遮ってしまいます。

ガスの掛かるガレ場

厳しい環境の所でメイゲツソウやオンタデが花をつけだしています。
ホタルブクロは身の丈と花の長さが同じくらいの矮性種が咲いていました。

オンタデ

メイゲツソウ

ホタルブクロ

富士砂の上に敷物をし、ごろんと横に!
鳥のさえずりと時折掛かるガスの半透明、不覚にも暫く寝入ってしまいました。(笑)

唯一持ち帰れたキノコがこれ!マンネンタケが有りました。

マンネンタケ

帰路はずーーと下り、たまに足を滑らせバランスを崩す事もありましたが、2時ごろには車に戻れました。
帰りに赤富士の湯に立ち寄りゆっくりと温泉を楽しみました。

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