彫刻家佐藤允了さんから戴いていた干支作品。
平成2年、町田市小山田在住の彫刻家、佐藤允了さんの作品「法然上人立像」の運搬などのお手伝いをさせていただいた年から、毎年干支作品を戴いていました。
本来戴ける様な立場ではありませんが、お言葉に甘えて今日まで続いていました。真にありがたく申し訳なく思います。
今回、戴いた作品を見てみたい方が居られ佐藤さんの了解を戴きましたのでここで「平成3年未年」より「平成23年卯年」までの21作品をご紹介致します。
作品素材は硬質石膏(ハイストン)を使用し、着色は日本画用の絵の具を用いています。殆どの作品制作にあたり、前年度に目的の動物の取材デッサンに赴いておられます。
佐藤允了略歴
1931年 宮城県塩竈市に生まれる
1958年 多摩美術大学彫刻科卒
1963年~1986年 行動美術会会員
1974年~ 町田市美術工芸館干支彫刻原型制作
現在に至る
1981年~1984年 町田市国際版画館建設準備委員
1984年~1985年 女子美術大学女子美術短期大学講師
2002年 「動物の彫刻技法」 日貿出版社発刊
2008年 浄土宗大本山増上寺 木彫レリーフ
「阿弥陀三尊二十五菩薩浄土図」
(縦175㎝ 横165㎝)完成
干支作品
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