欅ハイタワーバックロードホーン式スピーカー
シナベニヤでの試作品を受けて本作、オール欅で作ってみました。
8センチのユニットでもこんなに良い音が出るんだ!!と実証して見たくて作ったものです。
背が高いので、リスニングポイントが通常より幾分か離れないと低音部の音が利いてこないような気もしますが、特別離れると言う事ではなく最低距離が有るのかと。
![ユニット取り付け前塗装仕上がり ユニット取り付け前塗装仕上がり](swfu/d/0104b4820cc14ed1a13ecb72bbba56b886eeffae75.jpg)
組み込み終了し、オイルフィニッシュ2回目のグロスクリア拭き上げ後、
発色が凄い赤味です。
![左側から 左側から](swfu/d/01fb91bf9044e0c6733ea7a2824d7c82593809c39d.jpg)
左側からの画像、木目のはっきりした欅ならではの姿。
![右側から 右側から](swfu/d/01b511d55c051c4149acc3586bc261b1be341eaddd.jpg)
右側からの画像、このホーン部の材料は框材として買い求めていた物を使用しました。
![ホーン部の木目 ホーン部の木目](swfu/d/017ad84e77601776042234086a2bb838eee8026700.jpg)
ホーン部に使用した材は特に赤味が強かったのと、うねりの素晴らしい木目をしていました。
![ホーン部の木目 ホーン部の木目](swfu/d/012ea0012538ef7b514784449828f5f61b4a6c05f1.jpg)
欅材独特の斑も現れています。
![ベース部分 ベース部分](swfu/d/320.jpg)
ベース部分であり開口部、今回はスタンドも兼ねた脚部を演出して見ました。
![空気室頂部の木目1 空気室頂部の木目1](swfu/d/317.jpg)
空気室、今回は1リットル弱の容量に。角を丸くしたかったので厚い材を使用し削りこんで丸い感じを出しています。天板には杢板がたまたま。
![空気室頂部の木目2 空気室頂部の木目2](swfu/d/318.jpg)
同じ板から取れた杢板の天板です。これができる木工屋の楽しみです。
![完成 完成](swfu/d/019b8c61eaed7a3e411d0ad3044e2fb62e06daa968_1.jpg)
完成品です。試作品より部材の厚さが増えた分がっしりとした感じに仕上がりました。
![頭、空気室の部分 頭、空気室の部分](swfu/d/012b168b7333792b8d17e3da532361dfe73a0185a2.jpg)
ヘッド部、空気室部。バッフル側の板は今回横使いして見ました。
![ターミナル部分 ターミナル部分](swfu/d/010b4308d1d3451f7a3d0315b056ca36547012cf91.jpg)
ヘッド部の裏側、ターミナル部分です。今回も黒檀のベースに組み込みました。
エージング中の録音です。YouTyubeにアップしました。
音源:ipod アンプ:TRIO KR-2300 録音:DR-05
- カットオフ周波数:24,36
- クロスオーバー周波数:205,76
- 使用ユニット:Fostex FE83En
- 材質:欅
- 寸法:W 350 D 380 H 1385
- 塗装:プラネットクリア
- 価格:220,000円(1セット。ユニットは付きません)