桐折脚座卓

11月28日 金具を使った折脚ではなく、昔からのやり方で欲しいと言われました。

お年を召してくると、折脚の金具を押す力もしんどくなってくる。そこで金具を使わないで折脚の座卓を作って欲しい、座卓自体もなるべく軽い物で作って欲しいと。

自分の所に有る桐の厚盤から制作してみる事にしました。
ただ、桐は柔らかいので、天板の表面だけ焼いて傷が付きづらくして、他の部分は着色で同系の色合いにしました。

桐折脚座卓

桐座卓下から

天板

折脚にすれば必ず磨耗や狂いでがたつきや揺れが出てきてしまいます。その時の対処法として全ての部材をばらせるようにしました。
全ての材を桐と思っていましたが、力の加わる幕板部分にタモを使用し、強度アップを図りました。

裏加工幕板タモ

脚と脚を繋ぐ貫、これも強度が欲しいのですが、そう考えると全てがタモ等に代わってしまうので、部材を少し厚いものでカバーします。
脚押さえの板の分を欠き取ります。

脚、幕板、貫、脚押さえの関係はこの様になります。

裏側の画像

脚を押さえる前

脚を押さえたところ

脚押さえも長いのでたわみます。たわみ方向へストッパーを付ける事で解消しました。
乾燥した桐なので、狂いは殆ど出ないと思います、あとは、当りの部分の磨耗がどの程度か?数年先に見せてもらいに伺います。

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