桜厨子型仏壇
暮れから継続して作業して居た厨子型の仏壇が仕上がり納めることが出来ました。
謂れのある材料で、枝垂れ桜。先先代が身延山久遠寺の参道で購入した苗木を自宅の庭で60年超え育てて居たのですが故あって伐木して数年間製材後自然乾燥させて居た物だそうです。
無駄には使えないとの願掛けから外部が厨子型でご本尊とご先祖様も祀りたいとデザインされた物を工夫して仕上げました。
屋根を削り出しにするのにかなり時間を取られましたが何とかうまくいきました。
本来は桜材の色そのものの発色を活かしてほしかったのですが、明るすぎるとの事で着色しての仕上げとなりました。