桑ペンケース

9月11日 100円のボールペン、それに近い価格の万年筆、これを仕舞えるペンケース。

どうしても堅い材料なので遠ざかりがちな桑材、しかも乾燥までの間の狂いがかなり有りました。
しかし乾燥したものを一度加工したものの狂いはかなり少なくなります。薄く挽き直した物も狂いは少ないのです。
そこで今回のペンケースの材料に選びました。

桑ペンケース

最初は8ミリの厚さの板にして作ってみました。
蓋の部分は特徴のある木目を選んだつもりでしたがそれ程ではなかったようです。

三つのペンケース

ペンケースの中

赤と黒、それぞれ一本ずつ入ります。ここでどうも箱の厚さが気に係りました。一寸厚いかも?

そこで数日かけて厚さをもう少し減らした物を作りました。
今回は角を丸く面取りをしてみました。

厚さを変え丸みを持たせた

厚みを薄く、丸く面取り

2~3ヵ月後には外側の色がかなり変化してくるのではないでしょうか。

  • 材質:桑・桐
  • 寸法:L 175 D 70 H 47
  • 塗装:プラネットクリヤー
  • 価格:12,000円

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