ヤニ松(脂松)

薄くロクロで挽いた茶托、明かりにかざしてみると透けて見えます。

20数年前、初めて購入した脂松の茶托、拭き込んで、拭き込んで磨きを掛けているうちに、脂分が茶托全体に染み渡ってきます。
そうなると、灯りにかざしてみた時に、向こう側の灯りがぼんやりと感じられるほど透明感が出てきます。
これが脂松の第一の特徴であり良さでもあるのです。ただ、手まめに拭き込んであげないと、脂が固まる事もあります。

脂松の煙草入れを購入したのはそれから数年後、厚さがあるため透けては見えませんが、箱全体に脂が染み渡っていい感じになっています。

自宅の下駄箱が脂松で作ってあると、新築時に建築家から聞いていました。
三十五、六年前の事で、その頃は木にそれ程関心が無かったもので聞き流しになっていました。
収納力を増やす為に下駄箱を作り直した時に、ばらした脂松材を取って置きました。今年はこの材を使って何か制作したいと思っています。


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