小笠原桑のヘッドシェル

現在使用中のwoodヘッドシェルの聴き比べ、各カートリッジや44woodカートリッジとの組み合わせ試聴を繰り返す中で、ベストと思われる組み合わせが中電MG3675のハウジングローズウッド化した物にライフサウンド製のエボニーヘッドシェルが抜きんでている感じです。

woodヘッドシェル エボニー (画像は神代欅ハウジング)

しかし、様々な盤再生により違った組み合わせがベストとならないか?これは木こりにとって大きな挑戦でもあり、やらなくてはいけないとも思っています。

悔しいのは有ります。確かに木管楽器の材料としてのエボニー材は長く選択されているだけの実力者で音の明晰度や色艶が別格です。

同じ黒檀でも雰囲気は違ってきますし同じ条件(リード線やビス)他社や当工房の他のwoodヘッドシェルでも試していますが結果ははっきりと出てしまいます。

もうなす術が無いかと思っていたのですが、20年以上前に装飾品?にしか活用できないかと思われる小笠原の桑なるものをいただいていた事を思い出しましたが、如何せんwoodヘッドシェルを採れるだけの有効寸法があるかどうか?疑問でしたが、とりあえず物置の奥から引っ張り出しました。

小笠原桑原木

小笠原桑原木

小笠原桑原木

重いです。これは当時も感じていたことで桑とはいえ全く異質な感じの記憶です。バンドソーにて塊を切断、木目を確認したところそのままの面使いでは強度的に不可能で切断面を変える必要があり更に材料として使えるか難しくなります。

切り分けるうちに何とかなりそうな様相になってきました。割れや傷を除いても必要寸法の物が採れそうです。加工用材としての寸法で重量を量って比重を計算すると1.01~1.015。気乾比重で水に沈みます。エボニーなど黒檀類は1.2前後そこまでは有りませんが、密度も高いです。

数個先行して作業し完成。試聴をしながらエージングを進ませます。現在有望な感じがしてきました。

woodヘッドシェル 小笠原桑

woodヘッドシェル 小笠原桑

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